SIGMA 17-35mm F2.8-4 EX DG HSM


SIGMAの広角ズームレンズがカビ有り動作未検証で安く出ていたので購入しました。

D750ni装着するとこのような感じに
レンズ自体は短いのですが外径が大きめなので操作感は良好

まずはレンズの仕様

焦点距離 17-35mm
最短撮影距離は全域で27cm
F値 2.8-4 ズーム全域2.8解放ではなく可変式になります。
17mm F2.8
18-20mm F3
20-25mm F3.3
25-30mm F3.8
30-35mm F4.0
絞りは電磁式なのでマウントアダプターを使用してミラーレス機で使う場合はNIKON Gタイプ対応のアダプターが必要です。

レンズ口径 77mm
HSM(超音波モーター内蔵AF)
ファーカスはインナーフォーカスタイプ
ズームは少し鏡胴が出てくる程度の可動域

発売時期 2004年
発売時価格 73500円

このレンズですが初期タイプはレンズ口径82mm HSM ASPHERICALの刻印あり
私が今回購入したのが多分第二世代で レンズ口径が77mmになりEX DG HSMの刻印と焦点距離の横にDの刻印有り
第三世代は仕様にはほとんど変化なく違いはレンズ刻印 焦点距離の横にDの文字があるかないかになります。ない方が第三世代ですね。
第二~第三世代は中古相場2万~3万5千円くらいになっています。
もちろん私はそれより大分安く手に入れました。

第二世代なのでDの刻印があります。

レンズの清掃開始
前玉の外側をカビキラーで拭いただけの状態の写真。
前玉の内側にカビがあるので分解します。
名盤はゴム板で抑えて回すと外せます。

銘板を外すと中に4本のビスで固定されているのでこれを外します。
実は最初に外そうとした時にネジを嘗めてしまったので、写真は2回目のTRY時のです。
この嘗めてしまったビスをどのように外したかというとネジ滑り止めというネジ頭に数滴垂らして摩擦抵抗を上げネジを回せるようにする物を使って外しました。

これですね。
効果抜群でした。
化粧板を外すとこのようになります。
前玉横にカニ目穴があるので、カニ目レンチで回して前玉を外します。

このように外れました。
外したレンズをカビキラーと無水アルコールで清掃

綺麗にカビを除去出来ました。
再組み上げして前玉は完了
次に後ろ玉から除くとこちらにもフチの方にカビが確認できたので分解

マウント部のシルバーのビスと電子接点下にある赤丸以外の側面ビスを外し、真ん中の黒い部分を引っこ抜くと分解できます。
こんな感じになります。
ズームリングを回転すると後ろ玉がせり上がってきますので、外側の抑え豚を反時計回りに回すと固定リングが外れます。
固定リングを外した状態の写真。
レンズサッカーで吸着するとレンズが外れます。
その下にリングが一枚乗っかっており、その下に更にレンズ。そのレンズの下に更にもう一枚レンズがあります。残念ながら2枚目が外れなかったのでカビは除去できずでした。

そして再組み上げして試写してきました。
試写はすべてカビ除去前に撮った写真になります。

歪み確認テスト
焦点距離 17mm
SS 1/200秒
F 10
ISO 320
全域に渡ってピントが合い綺麗に解像していると思います。
弯曲もほぼ気にならないレベルで良好


歪み確認テスト
焦点距離 17mm
SS 1/200秒
F 10
ISO 320
これも良好ですね。
ボケのテスト
焦点距離 24mm
SS 1/500秒
F値 5
ISO 320
手前の梅の花にピントを合わせています。
背景のボケも自然な感じでいいと思います。
発色も良好


焦点距離 24mm
SS 1/500秒
F値 5
ISO 320
逆光テスト
焦点距離 26mm
SS 1/3200秒
f値 5
ISO 320
全体的にフレアで白っぽくなっています。
それでも色が確認出来ますので耐えている方ではないでしょうか?
焦点距離 17mm
SS 1/200
F 11
ISO 100

数点広角レンズにおける特性上の確認をしてみましたが、17mmという超広角に近い画角を撮れるズームレンズとしてはかなりいいと思います。DG表記のない前世代シリーズに比べれば逆光性能も向上しており、HSMによるAFの動作も滑らかで合焦も早く、とても静かです。フルMFでの操作も可能なので星撮りにももちろん向くと思います。星景を撮影しましたら追記します。

焦点距離 17mm
SS 20秒
F2.8
ISO 800

先日このレンズにて撮影した星景写真です。
D750のピント拡大機能が見やすいのも手伝ってガチピン
しかもレンズ外周部の星の流れも極めて小さくかなり良いですね。
周辺の光量落ちはあるもののそこはlightroomでなんとかなるので問題なし。
17-35mmの焦点域も星景向き
これはかなりお気に入りレンズになりました。

今回の作業で便利だった道具を紹介

先が付け替えできる精密ドライバーセット
精密ドライバーは100均のでも十分なのですが、持ち手が細く固いネジだと回しにくい場合がありましたが、こちらのセットは持ち手も太く力が入りやすいので嘗めやすいミリネジでも作業し易かったので、かなり良いです。
カテゴリー: カメラ パーマリンク

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